もろにインフルエンザに掛かり、ふらふらのキタウラです()
実はツイッターで募集したこれ
一番多かったのはスプールのメリットデメリット。
特に思うのは「特性が解りにくい!」って思うので、ざっくりわかりやすく説明していこうとおもってます・・・
野池も行けば琵琶湖にも行くし、ソルトもやっているキタウラ的見解なので、あくまで参考程度にしていただければ!
もちろん、人によってフィーリングは変わりますし、何より「思った形を理想に近づける為の基礎」だと思っていただければ幸いです(*´▽`*)
とりあえず全部読んで欲しいので、1回では全部は無理()
とにかく基本を理解してもらえればそんなに難しい訳でもないので、しっかり見てってくださいね(*'▽')
その前に今市販されているスプールについてお勉強。
実は根本的にスプールと簡単にいいつつ、ブレーキシステムも大きく違うのはご存知でしょうか。
このブレーキシステムを理解したうえで、スプールと組み合わせる事が本当に大事なので、簡単にこちらの説明からさせていただきます。
元々、名機TD-Zに使われていた『マグフォースV(Z)』。そして最近よく上位機に使われている『エアーブレーキシステム』(マグフォース3Dはまた別の機会に)。
まずはこの2つを理解するところからざっくり始めます。
具体的に何が違うのか?
クッソ簡単に言うと「軽いものを投げたい場合はエアーブレーキシステム」「遠投させたいならマグフォースV(Z)」です。
まずは『エアブレーキシステム』の紹介
機種的には「T3エア」「SV ライト リミテッド」「SSエア」「アルファスエア」「T3エア」などのベイトフィネス用に使用されています。
スプールが軽量なものの使用を前提としているため重量級のモノを遠投すると、破損の原因に()
近年、スプール性能が向上し、出来るようになったブレーキシステムですが、軽い力でも飛んでいくというより「ルアーがスプールを引っ張って回転させている」というイメージです。
昔ZPIのカスタムスプールが流行った最大の理由はここにあり、それを特化させたブレーキシステムだと思っていただければ。
軽いものを飛ばすことに特化しているため、重たいものを投げる設計を排除した本当に競技に特化したモデルとも言えます。
常にブレーキが軽い力で掛かっているので、軽いものもとばしやすく、ショートレンジでの釣りに特化してる感じです。
その為、カバー周りで8~14lb位のラインでスモラバやノーシンカーを投げていく釣りに向いてるなぁっと。
カバー周りの釣りだからラインキャパ要らんでしょ?っていうのが最大の特徴です。
デメリットとしては「ラインが沢山巻けないので、物理的に飛ばせない(飛ばないではない)」「ラインの巻き替えを頻繁にしないといけない」「ラインも量をある程度一定にしないとフィーリングが変わる」「どうしても強度面を犠牲にしている為、強度面ではマグフォースV(Z)」の方が上っという形になります。
また、ブレーキ調整がシビアなので、きっちり投げるものを決めるのも大事です。
強度面で補足するのであれば、エアシリーズでビックベイト投げるような人はいないと思いますが、普通のリールでビックベイト投げるとスプール軸が曲がったり、リール自体がひずんだりするのは解りますよね?あれが普通のプラグを投げると起きると思っていただければ。
それでもカバーからバスを引きずり出す程度ならそんなに問題はないかと。
ダメージは投げれば投げるほど蓄積する。ってのがあり、魚を掛ける回数より投げてる回数が多い事を忘れずに!
とにかく市販車ではなく、徹底したレーシングマシンだと思って使うべきです。(セッティング、バランス、環境、全てにおいて合わないとパフォーマンスが発揮できない。)
次に「マグフォースV(Z)」
機種的には「スティーズA」「ジリオンシリーズ」「タトゥーラ」などです。
こちらは伝統のブレーキシステムというべきブレーキシステムでみなさんも馴染み深いのではないでしょうか?
色々進化はしてるんですが、簡単にいうと「スプールの特性を最大限実感できる」のはこっちかと。
しっかり投げてしっかり飛ばす。いわゆる「エアブレーキシステムより重いもの」に使われており、これを基準にするのがいいと思います。
初速段階でしっかりブレーキをかけ、後半に伸びる。これが最大の特徴です。
こちらはミドル~ロングレンジで威力を発揮するので、投げる用途によってスプールの効果がダイレクトに反映されます。
先に話したZPIスプールは「くっそザックリいうと今のSVスプール」だとおもってもらえれば。
軽いモノを投げていないので、ルアーを一瞬サミングしても、ルアーの慣性モーメントの方が強く、更にスプールを引っ張ってくれるので、使いこなすととんでもない事が出来たりもします()
また、看板ブレーキシステムということもあり、壊れにくい特性もあります。
デメリットとしては「スプールを厳選しないとピーキーなパフォーマンスが出ない」所で、故にスプールが乱立する事態になったと思っていただけたらとおもいます。
まずは自分が使っている(これから購入をしようとしている)ブレーキシステムを知るところから始めると、みなさんのフィッシングライフが豊かになると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では本題に!
『基準になるSVスプール』
SVとは『ストレスフリーバーサタイル』の略で、所謂「純正ZPIスプール」だと思ってもらえれば()
スプールが軽いので、先に「エアブレーキシステム」で話した「スプールをルアーが引っ張って飛んでいく」イメージです。
「じゃあエアブレーキシステムでよくね?」っとおもうかもですが、先に述べた通り、そんな1/2ozを投げる為に作ってないので、こちらを素直に選べばおkです。
初心者にはマグブレーキを気持ち強くしてあげれば、着水時にしっかりスプールが減速し、止まっているので、バックラッシュも少なくなります。
ちなみに、えるさんに最初に勧めたのもSVスプールで、基本を覚えるにはこれが一番ストレスフリー☆
デメリットとしては、当然ブレーキが常にかかってるので、飛距離が伸びないということです。
遠投をするならスプールの慣性の力が必要ですから・・・
まぁ、いままでSVスプールを純正にできなかったのは「投げやすさより飛距離!」っていうユーザーが多かった(これ飛ぶの?って質問みんなしたでしょ?)って理由と、コスト的な問題だと思ってもらえれば。
<SVスプールまとめ>
メリット・・・初心者でも投げやすい。ミドルレンジでの飛距離(40~60mくらい)を多用するのであれば一番楽ちん☆
デメリット・・・最大飛距離が出ない。タトゥーラとかだとモデルによってはSVスプールが付いていない。SVスプールにしたい場合は替えスプールを購入しなければいけない。
『遠投したいHLCスプール』
なんとなくスプールとブレーキの話を理解していただければわかると思いますが、要は「スプールを引っ張る=抵抗」なのです()
ミドルレンジ以降ではこれの力が軽量スプールでは働くため、今度は「ルアーの慣性モーメントとスプールの回転数をイコールにする事で、抵抗を無くす」という考えをします。
まぁ、ラインがルアーとスプールの間にあるのでそんな事は物理上不可能ですが()
とはいえ、重たいスプールの方がしっかりと剛性も出せるので、重たいものを投げるにはやっぱりいい。
ルアーの慣性モーメントとスプールの回転数をイコールに限りなく近く出来る時間もSVスプールやエアスプールとはくらべものにならない程長いのが特徴です。
デメリットとしては当然バックラッシュしやすくなります。
ルアーが引っ張るのではなく『スプールの方がちょっとだけ、ルアーが引っ張る力より、速く回転することで、糸ふけをルアーが取っている』イメージと言えばわかりやすいでしょうか(あくまでイメージね)。
ノーブレーキの状態を意図的に発生させることで回転を殺すことなく、ミドルレンジ、ロングレンジでの伸びを実現します。
個人的にはスイミングラバジ、バイブレーションなどの抵抗の少ないルアーをロングレンジ(70m以上)を狙う時に使います。
また、ヘビキャロなどの「抵抗よりも重さで飛んじゃう」ってものに対しては「ルアーがスプールをひっぱる」という現象が発生するため、投げやすいと錯覚したり、バックラッシュが逆にしにくいという現象が発生するという。
<HLCスプールまとめ>
メリット・・・ロングレンジをスイミングラバジやバイブレーション、ヘビキャロで投げる事に特化していて、最大飛距離が一番出る。
デメリット・・・普通のプラグを投げたりすると、バックラッシュしやすい(するとは言ってない)。
アングラー側の腕がはっきり解んだよねぇ・・・(迫真)
『極限の軽量ルアーを投げるG1ジュラルミンエアスプール』
まぁ、ここまできたら言うことないですよね?ぶっちゃけエアブレーキシステムが一番なんですが「マグフォースで投げたい!」っていう人向けです。
最大の特徴は「超浅溝だからラインのクセが付きにくい」っということと、「糸巻き量が少ないのでバックラッシュしようにもしにくい。また、バックラッシュしても大惨事になり辛い」です。
ショートレンジでのフィネスに特化していて、スピニングよりもアキュラシーが良くなります(普通の人はね!スピニングの方がキャストアキュラシー上だって人はそれでいいんじゃね?)。
サミングがしやすいからやっぱり投げやすいです。
また、スピニングで太いフロロを使うと、糸の張りで「ゴガシャァ!」って一気に糸が出ちゃってトラブりますが、そういうことがなくなります。
PEとかの組み合わせより、フロロでのカバーフィッシング。巻物で言えば今流行りの「渓流ベイトフィネス」などを快適にこなせ、子バスや小型の魚を柔らかい竿で楽しんだりできます。
個人的には3インチセンコーをウィード周りに落としてあそんだり、小型のミノーを柔らかい竿で使い子バスや渓流魚と楽しんだり、っていう使い方がメインです。
もちろん、スモラバをちょっとしたレイダウンやカバーに優しく引っ掛けて釣ったりもありますが、ボートではなく、最近はおかっぱりメインなので、『1尾とのやり取りを楽しむためのリール』として使ってます。
逆にデメリットは「全てにおいてピーキーな為、ラインの量がダイレクトにスプールに影響する」ってくらい繊細です。
それこそ、ラインをスプールに結ぶのも、こぶを作ったり、シールを貼ったりするだけで、その余分な『重さが遠心力を産んでしまう』という難しさがあります。
これスプールの外形にこぶやシールがあるので、ちょっとした重さでも遠心力が発生し、影響が出るんです・・・
そんな中オススメの結び方がこちら!
これならシャフト近くにこぶがくるので、遠心力の影響を極限までなくせます。
『T3AIR』「SSAIR」などG1ジュラルミンエアスプールに穴が開いてるのはこれが理由だと思ってます。
<G1ジュラルミンエアスプールまとめ>
メリット・・・スピニングで使いにくい太いフロロが使える為、ノーシンカーやスモラバをカバーで使える。またスピニングでのキャストより正確にルアーをアプローチできる。渓流ベイトフィネスなども快適。小型のミノーを柔らかい竿で投げて、魚との出会いを楽しくしてくれる。
デメリット・・・とにかくピーキー()毎回ラインを巻き替えて同じ量にするのはもちろん、強度を極限まで削っているので、やっぱり壊れやすい。
完全にトーナメンター向けのリールで、カバーフィネスを多用し、魚を年に100本も掛ければ、1年で使い捨てくらいのリール。オープンウォーターでの小型の魚で使用するなら長く使えますが、やっぱりトーナメンター仕様の完全競技モデルだと思っておkです。
っということで、今回はここまで!
正直「G1ジュラルミン製SVスプール」や「CT(COMPACT&TOUGH)SVスプール」、「マグフォース3D」「TWS」についてはながーくなってしまうので、また次回にでも!
ツイキャスはじめ、ツイッターなどで質問もおkですので、気軽に聞きに来てね!
2019年3月17日(日) 12:00~16:00 ポートメッセ名古屋第2展示館
東方名華祭13
2019年6月30日(日) 12:00~16:00 北九州市・西日本総合展示場
大⑨州東方祭37
いよいよえるさんと2人本州を出ます!
九州にもありがたい事に来てほしいという要望が結構あったので、思い切って行ってみます!
ここではC94「文ちゃんセット」・C95「小悪魔セット」の再販を出来るだけしてみようと思います!
もちろん、既刊セットやグッツも作って行きます!
更に!設営もコミケ同様「本気」でさせていただきます!
すこしでも活動の雰囲気をご覧いただけたらと思います!
売り子さんも九州の友人が手伝ってくれるので、是非!
九州のみんなには中々逢えないけど、頑張って今回は行きます!
その他イベント情報はこちら!
FANBOXはこちらからどうぞ!
他にも色々置いてあるのでみてみてくださいね!
https://kitaurakasumi.booth.pm/
そして・・・
今回の景品は皆さまからのピクシブブースでの売り上げなどを使って賄っております!
本当にキタウラだけではなにも出来ませんが、皆さんの「楽しそうだから協力するぜ!」っていう協力に本当に感謝です!
皆さんとお会いできることをたのしみに。頑張ってまいります!
MUGENキタリンDL
キタリンには「kitarin.zip」と「kitarin_AI.zip」という2つのファイルがあり、操作で楽しみたいなら「kitarin.zip」!AIで躍動するキタリンを見たい方は「kitarin_AI.zip」をDLしてね!
β版なので、バグや修正点はまだまだありますが、よかったらあそんでみてくださいね!
projectキタリン
バナー作りました!
ご自由にお使いください!
projectキタリンも随時更新中ヽ(*´∀`)ノ
ピクシブのブースを開設してみました!
大量に数を作る訳でもないので、こっそり作って自分で欲しいものを作ってみますヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
←バナーもよかったら使ってねヽ(*´∀`)ノ
リンクフリーですのでご自由にリンクしてやってください!
もしよろしければツイッターで一言いただけるとうれしいな٩( 'ω' )و
これからも気が向いたら見てやってくださいヾ(*´∀`*)ノキャッ
実はツイッターで募集したこれ
CTSVスプールのメリットデメリット、TWSのメリットデメリットブログに書こうかなぁ。
— きたうらかすみ (@kitarin55) 2019年1月17日
たぶんHLC,AIR,CTSV,SVの使い分けが解らない人が沢山いるよね。
特にダイワの契約プロは言わんだろうし。個人的な見解でよければ書きますがどうおもいます?特にこれが知りたいという方はアンケお願いします。
一番多かったのはスプールのメリットデメリット。
特に思うのは「特性が解りにくい!」って思うので、ざっくりわかりやすく説明していこうとおもってます・・・
野池も行けば琵琶湖にも行くし、ソルトもやっているキタウラ的見解なので、あくまで参考程度にしていただければ!
もちろん、人によってフィーリングは変わりますし、何より「思った形を理想に近づける為の基礎」だと思っていただければ幸いです(*´▽`*)
とりあえず全部読んで欲しいので、1回では全部は無理()
とにかく基本を理解してもらえればそんなに難しい訳でもないので、しっかり見てってくださいね(*'▽')
その前に今市販されているスプールについてお勉強。
実は根本的にスプールと簡単にいいつつ、ブレーキシステムも大きく違うのはご存知でしょうか。
このブレーキシステムを理解したうえで、スプールと組み合わせる事が本当に大事なので、簡単にこちらの説明からさせていただきます。
元々、名機TD-Zに使われていた『マグフォースV(Z)』。そして最近よく上位機に使われている『エアーブレーキシステム』(マグフォース3Dはまた別の機会に)。
まずはこの2つを理解するところからざっくり始めます。
具体的に何が違うのか?
クッソ簡単に言うと「軽いものを投げたい場合はエアーブレーキシステム」「遠投させたいならマグフォースV(Z)」です。
まずは『エアブレーキシステム』の紹介
機種的には「T3エア」「SV ライト リミテッド」「SSエア」「アルファスエア」「T3エア」などのベイトフィネス用に使用されています。
スプールが軽量なものの使用を前提としているため重量級のモノを遠投すると、破損の原因に()
近年、スプール性能が向上し、出来るようになったブレーキシステムですが、軽い力でも飛んでいくというより「ルアーがスプールを引っ張って回転させている」というイメージです。
昔ZPIのカスタムスプールが流行った最大の理由はここにあり、それを特化させたブレーキシステムだと思っていただければ。
軽いものを飛ばすことに特化しているため、重たいものを投げる設計を排除した本当に競技に特化したモデルとも言えます。
常にブレーキが軽い力で掛かっているので、軽いものもとばしやすく、ショートレンジでの釣りに特化してる感じです。
その為、カバー周りで8~14lb位のラインでスモラバやノーシンカーを投げていく釣りに向いてるなぁっと。
カバー周りの釣りだからラインキャパ要らんでしょ?っていうのが最大の特徴です。
デメリットとしては「ラインが沢山巻けないので、物理的に飛ばせない(飛ばないではない)」「ラインの巻き替えを頻繁にしないといけない」「ラインも量をある程度一定にしないとフィーリングが変わる」「どうしても強度面を犠牲にしている為、強度面ではマグフォースV(Z)」の方が上っという形になります。
また、ブレーキ調整がシビアなので、きっちり投げるものを決めるのも大事です。
強度面で補足するのであれば、エアシリーズでビックベイト投げるような人はいないと思いますが、普通のリールでビックベイト投げるとスプール軸が曲がったり、リール自体がひずんだりするのは解りますよね?あれが普通のプラグを投げると起きると思っていただければ。
それでもカバーからバスを引きずり出す程度ならそんなに問題はないかと。
ダメージは投げれば投げるほど蓄積する。ってのがあり、魚を掛ける回数より投げてる回数が多い事を忘れずに!
とにかく市販車ではなく、徹底したレーシングマシンだと思って使うべきです。(セッティング、バランス、環境、全てにおいて合わないとパフォーマンスが発揮できない。)
次に「マグフォースV(Z)」
機種的には「スティーズA」「ジリオンシリーズ」「タトゥーラ」などです。
こちらは伝統のブレーキシステムというべきブレーキシステムでみなさんも馴染み深いのではないでしょうか?
色々進化はしてるんですが、簡単にいうと「スプールの特性を最大限実感できる」のはこっちかと。
しっかり投げてしっかり飛ばす。いわゆる「エアブレーキシステムより重いもの」に使われており、これを基準にするのがいいと思います。
初速段階でしっかりブレーキをかけ、後半に伸びる。これが最大の特徴です。
こちらはミドル~ロングレンジで威力を発揮するので、投げる用途によってスプールの効果がダイレクトに反映されます。
先に話したZPIスプールは「くっそザックリいうと今のSVスプール」だとおもってもらえれば。
軽いモノを投げていないので、ルアーを一瞬サミングしても、ルアーの慣性モーメントの方が強く、更にスプールを引っ張ってくれるので、使いこなすととんでもない事が出来たりもします()
また、看板ブレーキシステムということもあり、壊れにくい特性もあります。
デメリットとしては「スプールを厳選しないとピーキーなパフォーマンスが出ない」所で、故にスプールが乱立する事態になったと思っていただけたらとおもいます。
まずは自分が使っている(これから購入をしようとしている)ブレーキシステムを知るところから始めると、みなさんのフィッシングライフが豊かになると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では本題に!
『基準になるSVスプール』
SVとは『ストレスフリーバーサタイル』の略で、所謂「純正ZPIスプール」だと思ってもらえれば()
スプールが軽いので、先に「エアブレーキシステム」で話した「スプールをルアーが引っ張って飛んでいく」イメージです。
「じゃあエアブレーキシステムでよくね?」っとおもうかもですが、先に述べた通り、そんな1/2ozを投げる為に作ってないので、こちらを素直に選べばおkです。
初心者にはマグブレーキを気持ち強くしてあげれば、着水時にしっかりスプールが減速し、止まっているので、バックラッシュも少なくなります。
ちなみに、えるさんに最初に勧めたのもSVスプールで、基本を覚えるにはこれが一番ストレスフリー☆
デメリットとしては、当然ブレーキが常にかかってるので、飛距離が伸びないということです。
遠投をするならスプールの慣性の力が必要ですから・・・
まぁ、いままでSVスプールを純正にできなかったのは「投げやすさより飛距離!」っていうユーザーが多かった(これ飛ぶの?って質問みんなしたでしょ?)って理由と、コスト的な問題だと思ってもらえれば。
<SVスプールまとめ>
メリット・・・初心者でも投げやすい。ミドルレンジでの飛距離(40~60mくらい)を多用するのであれば一番楽ちん☆
デメリット・・・最大飛距離が出ない。タトゥーラとかだとモデルによってはSVスプールが付いていない。SVスプールにしたい場合は替えスプールを購入しなければいけない。
『遠投したいHLCスプール』
なんとなくスプールとブレーキの話を理解していただければわかると思いますが、要は「スプールを引っ張る=抵抗」なのです()
ミドルレンジ以降ではこれの力が軽量スプールでは働くため、今度は「ルアーの慣性モーメントとスプールの回転数をイコールにする事で、抵抗を無くす」という考えをします。
まぁ、ラインがルアーとスプールの間にあるのでそんな事は物理上不可能ですが()
とはいえ、重たいスプールの方がしっかりと剛性も出せるので、重たいものを投げるにはやっぱりいい。
ルアーの慣性モーメントとスプールの回転数をイコールに限りなく近く出来る時間もSVスプールやエアスプールとはくらべものにならない程長いのが特徴です。
デメリットとしては当然バックラッシュしやすくなります。
ルアーが引っ張るのではなく『スプールの方がちょっとだけ、ルアーが引っ張る力より、速く回転することで、糸ふけをルアーが取っている』イメージと言えばわかりやすいでしょうか(あくまでイメージね)。
ノーブレーキの状態を意図的に発生させることで回転を殺すことなく、ミドルレンジ、ロングレンジでの伸びを実現します。
個人的にはスイミングラバジ、バイブレーションなどの抵抗の少ないルアーをロングレンジ(70m以上)を狙う時に使います。
また、ヘビキャロなどの「抵抗よりも重さで飛んじゃう」ってものに対しては「ルアーがスプールをひっぱる」という現象が発生するため、投げやすいと錯覚したり、バックラッシュが逆にしにくいという現象が発生するという。
<HLCスプールまとめ>
メリット・・・ロングレンジをスイミングラバジやバイブレーション、ヘビキャロで投げる事に特化していて、最大飛距離が一番出る。
デメリット・・・普通のプラグを投げたりすると、バックラッシュしやすい(するとは言ってない)。
アングラー側の腕がはっきり解んだよねぇ・・・(迫真)
『極限の軽量ルアーを投げるG1ジュラルミンエアスプール』
まぁ、ここまできたら言うことないですよね?ぶっちゃけエアブレーキシステムが一番なんですが「マグフォースで投げたい!」っていう人向けです。
最大の特徴は「超浅溝だからラインのクセが付きにくい」っということと、「糸巻き量が少ないのでバックラッシュしようにもしにくい。また、バックラッシュしても大惨事になり辛い」です。
ショートレンジでのフィネスに特化していて、スピニングよりもアキュラシーが良くなります(普通の人はね!スピニングの方がキャストアキュラシー上だって人はそれでいいんじゃね?)。
サミングがしやすいからやっぱり投げやすいです。
また、スピニングで太いフロロを使うと、糸の張りで「ゴガシャァ!」って一気に糸が出ちゃってトラブりますが、そういうことがなくなります。
PEとかの組み合わせより、フロロでのカバーフィッシング。巻物で言えば今流行りの「渓流ベイトフィネス」などを快適にこなせ、子バスや小型の魚を柔らかい竿で楽しんだりできます。
個人的には3インチセンコーをウィード周りに落としてあそんだり、小型のミノーを柔らかい竿で使い子バスや渓流魚と楽しんだり、っていう使い方がメインです。
もちろん、スモラバをちょっとしたレイダウンやカバーに優しく引っ掛けて釣ったりもありますが、ボートではなく、最近はおかっぱりメインなので、『1尾とのやり取りを楽しむためのリール』として使ってます。
逆にデメリットは「全てにおいてピーキーな為、ラインの量がダイレクトにスプールに影響する」ってくらい繊細です。
それこそ、ラインをスプールに結ぶのも、こぶを作ったり、シールを貼ったりするだけで、その余分な『重さが遠心力を産んでしまう』という難しさがあります。
これスプールの外形にこぶやシールがあるので、ちょっとした重さでも遠心力が発生し、影響が出るんです・・・
そんな中オススメの結び方がこちら!
これならシャフト近くにこぶがくるので、遠心力の影響を極限までなくせます。
『T3AIR』「SSAIR」などG1ジュラルミンエアスプールに穴が開いてるのはこれが理由だと思ってます。
<G1ジュラルミンエアスプールまとめ>
メリット・・・スピニングで使いにくい太いフロロが使える為、ノーシンカーやスモラバをカバーで使える。またスピニングでのキャストより正確にルアーをアプローチできる。渓流ベイトフィネスなども快適。小型のミノーを柔らかい竿で投げて、魚との出会いを楽しくしてくれる。
デメリット・・・とにかくピーキー()毎回ラインを巻き替えて同じ量にするのはもちろん、強度を極限まで削っているので、やっぱり壊れやすい。
完全にトーナメンター向けのリールで、カバーフィネスを多用し、魚を年に100本も掛ければ、1年で使い捨てくらいのリール。オープンウォーターでの小型の魚で使用するなら長く使えますが、やっぱりトーナメンター仕様の完全競技モデルだと思っておkです。
っということで、今回はここまで!
正直「G1ジュラルミン製SVスプール」や「CT(COMPACT&TOUGH)SVスプール」、「マグフォース3D」「TWS」についてはながーくなってしまうので、また次回にでも!
ツイキャスはじめ、ツイッターなどで質問もおkですので、気軽に聞きに来てね!
2019年3月17日(日) 12:00~16:00 ポートメッセ名古屋第2展示館
東方名華祭13
2019年6月30日(日) 12:00~16:00 北九州市・西日本総合展示場
大⑨州東方祭37
いよいよえるさんと2人本州を出ます!
九州にもありがたい事に来てほしいという要望が結構あったので、思い切って行ってみます!
ここではC94「文ちゃんセット」・C95「小悪魔セット」の再販を出来るだけしてみようと思います!
もちろん、既刊セットやグッツも作って行きます!
更に!設営もコミケ同様「本気」でさせていただきます!
すこしでも活動の雰囲気をご覧いただけたらと思います!
売り子さんも九州の友人が手伝ってくれるので、是非!
九州のみんなには中々逢えないけど、頑張って今回は行きます!
その他イベント情報はこちら!
FANBOXはこちらからどうぞ!
他にも色々置いてあるのでみてみてくださいね!
https://kitaurakasumi.booth.pm/
そして・・・
今回の景品は皆さまからのピクシブブースでの売り上げなどを使って賄っております!
本当にキタウラだけではなにも出来ませんが、皆さんの「楽しそうだから協力するぜ!」っていう協力に本当に感謝です!
皆さんとお会いできることをたのしみに。頑張ってまいります!
MUGENキタリンDL
キタリンには「kitarin.zip」と「kitarin_AI.zip」という2つのファイルがあり、操作で楽しみたいなら「kitarin.zip」!AIで躍動するキタリンを見たい方は「kitarin_AI.zip」をDLしてね!
β版なので、バグや修正点はまだまだありますが、よかったらあそんでみてくださいね!
projectキタリン
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ご自由にお使いください!
projectキタリンも随時更新中ヽ(*´∀`)ノ
ピクシブのブースを開設してみました!
大量に数を作る訳でもないので、こっそり作って自分で欲しいものを作ってみますヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
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もしよろしければツイッターで一言いただけるとうれしいな٩( 'ω' )و
これからも気が向いたら見てやってくださいヾ(*´∀`*)ノキャッ